横浜市立金沢動物園バックヤード見学会

公益社団法人日本愛玩動物協会のバックヤード見学会に参加しました。
見学前には今問題となっている「口蹄疫」に対する動物園としての対応などや
動物園の役割(楽しむだけではない世界中でのつながり)など
いろいろなお話を聞かせて頂きました。
とても勉強になり、また次回も参加したいと思いました。


その後、バックヤードの見学です。

キリン舎の見学中
心配になったキリンさんが
外から見ています。

「あたしのおうちで
何してるの〜?」
「手土産もないのね〜。」
このキリンさんが見ているドアの高さは
6mあります。
キリンの餌入れと水入れは
建物の2階の位置にあります。
餌入れから見下ろした図
高いですね〜。
キリンさんのごはんです。
「次にはお土産よろしくね。」
見送ってくれました。
ヘラジカの角
とてもとても重たかったです。
よく首が疲れないなぁ。
カンスーアカシアの角
とても鋭いです。
プロングホーンの角
中が空洞です。
サイの角
ケラチンのかたまりなので、
毛の密集したもの。

漢方薬などに使用するため
乱獲された理由です。
オオツノヒツジの角
中は空洞ですが、とっても丈夫。
キリンの角
軽石のようです。
キリンの角、何本あるか知っていますか?
実は5本あるんだそうです。
ゾウの牙
持たせて頂きましたが、重かったです。
これも象牙使用の乱獲がありました。
オスのゾウ、ボン君のうんちの山
答えは126Kg。
ゾウの骨格レプリカ。
歯の構造がよくわかりました。
ゾウ舎の中。
キリン舎よりも頑強な作りです。
ゾウさんのおやつ。
水入れの上に乗っているのは食パンです。
この量がおやつって…。

これまた「何してるの〜?」と
外から覗かれます。
柵の間から手を出したら触れそうな距離。

調教風景。
動物園でのゾウの調教は、お客さんに
媚びたりするものではなく、健康管理に
必要な動きだそうです。

タンチョウヅル
美しかったです。

アオバネワライカワセミ
ほのぼの広場のヤギさん。
現在口蹄疫対応で、ほのぼの広場は
動物を触ることができません。
その分サービスしてくれているようです。

金沢動物園は金沢八景の海を臨む高台に
あります。
周りも自然がいっぱいです。



他にも沢山動物がいましたが、今回は私の時間の余裕がなく、午前中で帰りました。
今度ゆっくりとまた行ってみたいです。

金沢動物園には偶蹄目の動物の種類がとても多く(キリンさんもそうですよ)
口蹄疫の行く末が心配されるところです。
今回バックヤードに入室する際、消毒を徹底して入室しております。